《ターメリックを上手に使う》
ターメリックは、ショウガ科ウコン属の多年草(ウコン)。原産地はインドで、料理や伝承医学アーユルヴェーダに使われてきました。現在でもインドがウコンの生産量 ・輸出量ともに世界第一位です。
黄色染料の原料としても用いられ、髪を染める他、カレー粉やたくあんの着色料、衣服の染料や生薬などに用いられています。
ターメリックには、次のような効能があると言われています。「肝臓の活性化」「生活習慣病予防」「美肌効果」「ダイエット効果」「抗ガン作用」「アルツハイマー予防」「抗うつ作用」ほかインドや東南アジアでは、スパイス、染料、切り傷の外用薬、化粧用のパウダーとして利用されています。
ターメリックで髪を染める場合、インディゴ同様単品使用は少なく、ヘナのオレンジ(赤味)が苦手な方に補色用途でターメリックを使用します。
ターメリックは毛髪が暗くなる色ではありませんので、ヘナやミックスハーブとブレンドすることで、赤味が緩和された美しいイエローブラウンになります。
ターメリック自体に粘性は無くサラサラなのでヘナなどと混ぜて使用します。
また、ターメリックにはトリートメント効果はありません。
※写真はターメリックのイエローブラウンを見せるため、明るくブリーチされた髪を染めた例です。
ヘナ伝道師グッチさんのblogより
20年間、様々なハーブを使い白 髪染めに使用できるか染毛テストを繰り返し行ってきました。その結果、十分な染色 効果が確認できたのは「ヘナ」と「インディゴ」と「ターメリック」の三種のみです。
ハーブカラーと称して他のハーブを加えているメーカーもありますが染毛には一切関係ありません。 「ヘナ」と「インディゴ」と「ターメリック」の三種は繰り返されるシャンプーにも充分耐えられる染色が出来ます。
多摩市 聖蹟桜ヶ丘の美容室GREENとネイルサロンGREEN roomのオフィシャルblog