《ヘナってなに?》
ヘナはインドなどに自生するミソハギ科の植物で、その葉っぱを乾燥させて粉末状態にしたものがヘナです。
その歴史は古く、インドでは何千年も昔から髪や肌を彩色したり、インド伝統医学アーユルヴェーダでは薬草として古くから使われています。
エジプトではミイラを包む布を染めるのにヘナが使われていたといわれており、クレオパトラも髪や爪に塗っていたのは有名な話しです。
ヘナで髪が染まるメカニズムは、髪の主成分のケラチン(たんぱく質)と、ヘナの主成分のローソニア(タンニン)が結合することにより、色を定着させる性質があります。
この様に、髪の成分とヘナの成分が自然に絡みつくだけで、ヘアカラーのように髪を脱色して化学染料を入れるようなことは一切しませんからダメージがまったくありません。
それどころか、ヘナの成分で髪が活性化してどんどん健康になっていきます。これがヘナの凄いところです!
ただ気をつけなくてはいけないのは、美容室で「ヘナをやってます」といっても、それが天然100%の確率は非常に低い現状があります。逆に言うと、天然100%のヘナを取り扱う美容室は、全国的にみても限られています。(その理由は機会があればまたお話しします)
他の美容室でヘナと言っているもののほとんどが、ケミヘ(ケミカルヘナ) というもので、化学染料やジアミンなどが入ったものです。カラーにヘナが数パーセント入っただけのものもあります。それらの見極めは黒、こげ茶に染まります。ヘナで黒やこげ茶に染まることはあり得ません!
また、オレンジの赤みがやけに濃く短時間で染まるもの。これも有害な染料がインドの加工段階で混入されている品質の悪いヘナの可能性が高いです。逆に極端に染まりの悪いもの、これは不純物が多く含まれるものの可能性があります。
大量入荷する大手メーカーほどその可能性が高いとも聞きます。(仕入単価を値切ると品質が下がる?インド事情)
色々書きましたけど、要するに天然100%で高品質なヘナに出会えることが非常に難しい世の現状をずらずら書きました。
GREENのヘナは、自信を持って取り扱っている天然100%!
しかも手選別(また触れます)の高品質です!
ヘナをしたことのある方は是非お試しになってみてください。
もちろん、どなた様にもおすすめです!
多摩市 聖蹟桜ヶ丘の美容室GREENとネイルサロンGREENroomのオフィシャルblog