聖蹟桜ヶ丘の美容室GREEN☆BOSSの「天然100%ヘナblog」~4

《品質の良いヘナと悪いヘナ、その違いは?》

天然ヘナであっても品質の差で、その染め上がりや効果に大きな差があります。

ヘナはインドなどに自生するミソハギ科の植物で、その葉っぱを乾燥させて粉末状態にしたものです。そんなシンプルなものなのに何故品質差が生じるのか?それを私が知る限りの知識で解説したいと思います。

一つ、産地の問題。
インド、ラジャスタン州のソジャトという場所に広大なヘナ畑があります。そこがいわゆるヘナの名産地で、品質の高いヘナが収穫できる環境が整っています。パキスタンなどそれ以外の地域でもヘナは収穫されますが、ソジャト産に比べると品質に差があるようです。
また高品質をイメージさせた「国産ヘナ」などがありますが、気象条件や環境の違いから国産はあり得ません!嘘です。

二つ、混ざりものの問題。
ヘナは葉っぱのみが染まり、茎や枝は染まりません。普通のヘナにはこの茎や枝、また砂などが15%~20%混ざっているようです。(砂漠地帯という土地柄と、ヘナはグラム売買なので値切ると砂を混入されるとも聞きます)
お湯で溶くときにジャリジャリするものは間違いなく砂が入っています。(ヘナはとってもクリーミーです)また、時間をおいても染まりが悪いもの、極端に粘性のあるもの(品質の良いヘナは粘性がありますが、極端に粘度のあるものは茎や枝が多く含まれていると考えられます、茎枝が一番粘度が高い。)

《手選別ヘナってなに?》

GREENで仕入れるヘナはインドでパウダーにする前のヘナを買い付け、人の手で手選別して不純物を取り除き、自社でパウダーにできる環境を整えた工場と提携する、信頼できる業者さんから入荷しています。
この「手選別ヘナ」が一番品質が高いと言われていて、他にもそう言って販売している業者さんがありますが、インドでこの様な環境を整えた工場を持つ業者さんは限られていて、事実では無いケースも多々あるようです。

※GREENで取り扱うメーカーさんのホームページより。
写真、真ん中「通常の機械選別後」が、国内で販売されるヘナのほとんどです。
写真、右がGREENで取り扱う「手選別ヘナ」です。

多摩市 聖蹟桜ヶ丘の美容室GREENとネイルサロンGREEN roomのオフィシャルblog

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